QUESTIONよくあるご質問

「防災フィルム」と「防犯フィルム」の違いってなんですか?

フィルムの「厚み」と「強度」が全く異なります。

使用目的によってフィルムの「厚み」と「強度」が全く違います。

■防災フィルム

いつ起こるか分からない大地震・予想外の事故に備え、何も起こっていない「今」準備することが大切な防災対策。

  • 目的......地震や飛来物の衝突、不意の事故などでガラスが割れても破片が飛び散らないようにする
  • フィルムの厚み......一般的な防災フィルムの厚み50μ(ミクロン)0.05mm

■防犯フィルム

ご近所で空き巣の被害があったなどと聞くと自分の家は大丈夫かしら?と心配になってきますね。
窓ガラスに取り付けられているクレセント錠近くのガラスを何らかの方法で突き破り、サッシをスライドさせて侵入してくる「ガラス破り」の対策。

  • 目的......「ガラスを破壊して侵入する」までの時間を遅らせる
  • フィルムの厚み......200μ(ミクロン)0.2mm~395μ(ミクロン)0.39mmなどグレードなどにより異なる
    防災フィルムの約倍以上の厚みがあり、破りにくく



【防犯対策について】

泥棒の侵入手口の7割近くは「窓ガラス破り」によるものです。
クレセントの周りのガラスを破り、鍵を開けサッシをスライドさせて、侵入します。
リンテックコマースの防犯対策フィルムは厚み、強さ、フィルム粘着力が強く容易に破ることはできません。

泥棒は侵入に要する時間が5分経過すると約70%が侵入をあきらめるとされています。

防犯フィルムはフィルムに厚みがあり、ライター等の用具を用いて窓ガラスを焼き切るものにも強く、そして、ドライバー等の用具を用いてガラスをこじ破られないようにフィルムが積層になっているなど、防災フィルムよりもかなり強度があります。

防犯対策のフィルム一覧はこちらへ

【防犯対策の勘違い】

「網入りガラス」や「複層ガラス」が、泥棒に強いガラスだと思っていらっしゃいませんか?これは、間違いです。

「網入りガラス」は、鉄線が入っているので防犯効果があると思われがちですが、火災による延焼や飛散を防ぐためのものです。火災が起きた際のガラスの飛散防止を目的としたものなので、防犯性能は高くありません。

「複層ガラス」は、2枚に重ねられているので安心と思われがちですが、一般的なフロートガラスを複数枚の重ねたものです。その間に乾燥空気などが封入された(または真空状態にした)中間層を設けた形でユニット構成するガラスをいいます。2枚とも簡単に割られてしまいます。空気層をもうけてあるので断熱効果はあります。

ガラスを防犯対策のために取り換えるのであれば、「合わせガラス」や「防犯合わせガラス」と呼ばれる、防犯性能を高める目的で作られたガラスをお選びください。これらは、2枚のガラスの間に特殊な樹脂フィルムが挟まれているため、貫通しにくいのが特長です。

しかしながら、ガラス・サッシを丸ごと交換するのは、大変な作業です。
そこで、今お家にある窓ガラスに「防災フィルム」「防犯フィルム」を貼ってお家の窓の方策を打ってみませんか。

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