SOLUTIONすまいの解決事例
段ボール襖、発泡スチロール襖って?
- 我が家のふすまの種類が知りたい
- ダンボール襖って?どんな襖なの?
- 発泡スチロール襖って?なに?!
- 引手がボンドでついていた!うちの襖ってどんな仕組みなの??
- ふすまっていろいろ種類があるんですね

ふすまの種類がわかれば、自分で張り替えをおこなう方法が見えてきます。ふすまの見分け方をご案内いたします。
ふすまの見分け方を「動画」でご案内いたします
ふすまの見分け方を「図解」でご紹介いたします
安心してふすまの貼り換えを始められる役立つ情報をご案内いたします。
ふすま紙について興味を持ち始めた方はぜひ参考にしてみてください。
いろんなタイプのふすまがあります。
本ふすま(組子ふすま)・板ふすま・ダンボールふすま・発砲スチロールふすま
ご自宅のふすまは、どのタイプでしょう?
触れてみたら、障子枠のような凸凹感がありましたか?
凸凹感があれば、本襖(組子襖)です。伝統的な日本建築の襖なので、枠をはずすことができます。
ふすまを持ってみたらずっしりと重いですか?
重く、表面をノックするようにたたくと「コンコン」と音がした場合は、板ふすまです。
木素材でできており、組子にベニヤ板を使用した構造のため重いですが、大変丈夫なつくりになっています。
ダンボールふすま、発泡スチロールふすまって?
ダンボールふすま(段ボール)。
発砲スチロールふすま。
その名の素材が使用されている襖です。
マンション、団地、アパートなどの和室で多くみられるタイプです。
さて、どのようなものがダンボールふすま・発砲スチロールふすまなのでしょうか?
襖の下地にダンボール・発砲スチロールが使用されています。
低コストで大量生産ができることや軽くて扱いやすいため、近年、多くの住宅で使用されています。
一方で下地がダンボール・発泡スチロールなので衝撃に弱く、足が軽く当たっただけでも簡単に痛んでしまうことがあります。
また、ダンボールふすまは湿気に弱く、発泡スチロールふすまは熱に弱いのが特徴です。
では、その特徴をふまえて適したふすま紙を選びましょう!
ダンボールふすまは、湿気に弱いので、水を使って貼るタイプのふすま紙は、使用しないでください。
段ボールは、紙なので水分が増えることによって伸びます。また、乾燥すると縮みます。
小さなサイズの紙ではあまり感じませんが、襖のように1mを超えた大きな面積の紙の場合、数%の縮みでも大きくなります。
そのため、水を使って貼るタイプを貼ると、襖自体が湾曲したりする現象が発生します。
ひどい場合は襖の開閉が困難になりますので「水を使って貼るタイプ」のふすま紙は使用しないでください。
貼り換えのお勧めは、湿度も熱も関係のない粘着タイプ(シールタイプ)のふすま紙です。
※ただし、時間を経ている段ボールは、弱く脆い場合があるので、シールタイプのふすま紙でも若干湾曲する場合が稀にあります。
発泡スチロールふすまは、熱に弱いので、アイロンを使って貼るタイプのふすま紙は、使用しないでください。
アイロンで貼るふすま紙は、貼る際にアイロンの熱をしっかりと当てなければ接着しないため、アイロンを当てているうちに発泡スチロールが溶け、形状が変化してしまう恐れがあります。
発泡スチロールふすまは、水を吸収しないので、水を使って貼るタイプのふすま紙は、使用しないでください。
発泡スチロールは水分を吸収しませんので、水が乾かず、ふすま紙がふにゃふにゃになってしまいます。
発泡スチロールふすまの貼り換えは、剥がさず重ね張りしてください。
発泡スチロール自身は比較的滑りやすい表面ですから、シールなどを貼るのには適していません。
では、何故?!発泡スチロールふすまにはふすま紙がついているのでしょうか?
じつは、発泡スチロール表面に下地処理剤がほどこされています。
そのため、今、お部屋にある表面のふすま紙は剥がさず、重ね貼りをしてください。
万が一、古いふすま紙を剥がしてしまうと、下地処理剤もはがれてしまい、どのタイプのふすま紙も付かなくなりますので、ご注意ください。
基本的にどのタイプのふすま紙もはがさずに、重ね貼りをするようにしてください。
だいたい、3枚くらいは重ね貼りすることができます。
ふすま紙は部屋の中で4分の1くらいを占める面積があり、開閉するたびに気になる個所です。
そのため、新しくすると、ガラッとお部屋の雰囲気が変わることを実感できます。
気分転換にもなりますので、是非リフォームしてみてください。
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